会長挨拶 瀬戸LC第58代会長 山辺 一彰
瀬戸で初めての例会が本日です。年頭に当たり、ふと思った事をお話しさせて頂きます。平成30年。平成の世になり29年経ち、当時小渕さんが「平成」の元号を掲げてから29年が過ぎました。昭和35年。1960年に瀬戸LCが結成され、私が58代会長です。瀬戸LCの歴史は57年と7カ月。それを思うと瀬戸LCの昭和時代が28年。平成時代は29年。瀬戸LCは昭和というイメージがありましたが実は平成の方が長かったと思いました。たまたま自分が1960年生まれで自分の人生の中で昭和より平成の時代が長かったんだと、今年の正月に、しみじみ感じたと言う話でした。
私の自己紹介 L藤井雅邦 有限会社トヨフジ 代表取締役
私は、2回目の入会で余り多くを語る事がありませんが、履歴や職業についてお話しします。
昭和21年、赤津で誕生。卒業後、繊維商社に入社。15年の勤務を経て、40歳で独立創業、現在に至っています。仕事で大切な事は、継続と次代を読む事と思います。現在の繊維関係の仕事も、時代と共に内容が変わって来ました。大会社とは異なり、資金力・販売力・組織力など総合的に企業力が無い故に、次代を読む力がいかに重要かと思います。勤務時代には第二次ベビーブームによる就活が見込まれリクルートスーツが注目され「組曲」ブランドに関わりました。40年程経過した今でもデパートを中心に販売され懐かしく思っています。ファッションは、感性豊かな若者世代のビジネスであり30歳が過渡期と言われます。そこで私は、旗や幕、イベント等の業界に市場を変えました。その業界に、過去経験した取扱いアイテムを導入したところ爆発的に売れました。現在では、官民のユニフォーム(白衣系統)を中心に展開しています。時間の都合上申し上げませんでしたが、4年前から生活と産業支援を目的とした「さくら綜合ビジネス事務所」を創設しました。主に、建築・不動産開発関連の事業に着手し、お陰様で着実に業績を伸ばしています。私は、名古屋青年会議所時代(リーダーシップ論やJCIワールドコングレスに奔走)。名古屋栄ロータリー時代(児童虐待問題や趣味の会「陶芸クラブ」創設)。瀬戸商工会議所青年部時代(会議改革・地域経済人として地域間交流)。その後、同所でビジネス研究会を発足(瀬戸お土産推奨品認定制度を創設)。約40年間各組織団体に所属してきました。そして、改革や新たな提言をして参りました。その組織団体に、活性化と魅力づくりをしない限り組織は衰退するからです。最後に、官民あげて「子育て支援・人づくり」が動きかけました。それは、我が国の未来に危惧される要素が見えて来たからです。そこで私は、アメリカのオバマ前大統領が国家戦略として提唱するSTEM教育の推進研究会を立上げました。STEMはScience(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学) の略ですが、これらの学問で子どもたちの未来に活躍の機会を与え、科学技術のみでなく指導能力・チームワーク力・創作提案能力をも高めるとされています。アメリカでは、既に2000年から始められています。そこで、瀬戸ライオンズクラブとして、未来を担う青少年の育成にご支援とご尽力をお願い申し上げる次第です。最後に、貴重なお時間を賜りありがとうございました。会員諸兄のご健勝とご多幸をご祈念申し上げスピーチといたします。